安楽で快適な姿勢保持のための支援(後編)
これからの介護シリーズ

安楽で快適な姿勢保持のための支援(後編)

休養や活動をするうえでの心身の仕組みを学ぶとともに、実際にIT機器を使った介護事例を確認することで、これからの介護についてご自身でも考えていけることを目指します。

講師:下山 久之・牛田 篤・伊藤 明代・村上 逸人・石川 洋(同朋大学社会福祉学部)/美馬 秀樹(九州大学未来人材育成機構)/森 祥寛(金沢大学学術メディア創成センター)/(協力)住友理工株式会社


¥2,500 (内税)
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講習の概要

実際に体圧分散測定器の操作について理解を深め、その後、体圧分散測定器で示されたデータからシーティング計画書を作成し、それをどのように介護過程の展開につなげていくのかを学んでいきます。

  • 介護福祉分野への就職・復職を目指すリカレント教育
  • 介護福祉関係者のキャリアアップ教育
  • 介護の知識を増やしたいご家庭内での勉強
主な受講対象
各回のタイトルと学習目標
第8回 車椅子の構造と調整
  • 最も一般的に使用される福祉用具である車椅子の構造と調整について理解する
  • 利用者の状態に合わせた車椅子の調整法について理解する
  • 座位姿勢を取ることの意味と、長時間あるいは不適切な座位姿勢がもたらす弊害について理解する
第9回 ベッドの構造と調整
  • 基本的な福祉用具であるベッドの構造と、その調整法を理解する
  • 電動ベッドにおける適切な上半身挙上法を理解する
  • 体圧分散測定器を用いた実際の圧力状態の確認について理解する
第10回 体圧分散測定器を用いた介護過程の展開
  • 安楽で快適な姿勢保持という観点から、利用者にとっての24時間の生活の流れを捉える視点について理解を深める
  • 安楽で快適な姿勢保持が取られているかどうかを確認するために、体圧分散測定器を使用するという点について理解を深める
  • シーティング計画書、24時間生活リズムシートの活用法を理解する
第11回 座位版体圧分散測定器を用いた介護過程の展開
  • 座位版体圧分散測定器を使用した、適切な座位姿勢の保持の支援について学ぶ
  • 適切な座位姿勢の保持が、利用者の生活の質に大きく影響することを理解する
第12回 全身版体圧分散測定器を用いた介護過程の展開
  • 全身版体圧分散測定器を使用した、適切な臥位姿勢の保持の支援を学ぶ
  • 適切な臥位姿勢の保持が、利用者の安楽で快適な生活の実現につながることを理解する
第13回 データサイエンスとデータサイエンティスト
  • データサイエンスとは何かを説明できる
  • データサイエンスの出番はどのような時か説明できる
  • データサイエンティストに求められる役割を説明できる
  • 本教材で挙げたデータサイエンティストの8つの役割について、説明できる
  • データドリブンとデータインフォームドについて説明できる
第14回 データの視覚化とFACTFULNESS
  • データをよく見るための2つの方法について説明できる
  • ヒストグラムについて説明できる
  • 正規分布について説明できる
  • 散布図について説明できる
  • 分断本能が示す問題について説明できる
  • データの民主化について説明できる
第15回 データ分析の初歩
  • 2つの独立したデータの相関関係について説明できる
  • 回帰直線と相関係数について説明できる
  • 相関関係について間違ってはいけないことを説明できる
  • クラスター分析による分類について説明できる
  • 統計的仮説検定という手法について説明できる
第16回 より積極的に体圧分散測定器を活用するために
  • 安楽で快適な姿勢保持のためには、多職種協働が欠かせないことを理解する
  • 姿勢保持のみならず、他の生活課題と統合化することにより、利用者の生活の質は向上することを理解する
  • ケアパスの考え方を理解する
標準学習時間

約8時間(全9回)

AIによる講習要約

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