ボディメカニクスを意識した移乗の支援(前編)
これからの介護シリーズ

ボディメカニクスを意識した移乗の支援(前編)

移乗について利用者・支援者の双方の動作を理解するとともに、実際にIT機器を使った介護事例を確認することで、これからの介護についてご自身でも考えていけることを目指します。

講師:下山 久之・牛田 篤・伊藤 明代・村上 逸人・石川 洋(同朋大学社会福祉学部)/美馬 秀樹(九州大学未来人材育成機構)/森 祥寛(金沢大学学術メディア創成センター)/(協力)株式会社ネクストシステム


¥2,000 (内税)
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講習の概要

実際にAI行動解析システム(モーションキャプチャー)の操作について理解を深め、その後、モーションキャプチャー等を使用し、腰痛予防に資する移乗支援等の生活支援技術の習得法について学んでいきます。

主な受講対象
  • 介護福祉分野への就職・復職を目指すリカレント教育
  • 介護福祉関係者のキャリアアップ教育
  • 介護の知識を増やしたいご家庭内での勉強
各回のタイトルと学習目標
第1回 導入講義
  • 腰痛予防のためにボディメカニクスを活用した生活支援技術を修得する必要性について理解する
  • ボディメカニクスの8つのポイントと利用者の自立支援の観点を融合させる必要性があることを理解する
  • 適切な動作の習得のためにAI行動解析システム等の動作分析を通して、自分自身の技術を可視化して捉える必要性を理解する
第2回 利用者の動作の理解(臥位→座位→立位等、姿勢・重心の移動)
  • 利用者の持つ能力を最大限、活用する自立支援の観点を理解する
  • 移乗の支援を行う前に、利用者自身が持つ能力を活かした上で起居動作を整えることにより、利用者にとっても介護福祉職にとっても負担の小さな支援となることを理解する
第3回 利用者の動作に対するAI行動解析①
  • 起居動作の中の「立ち上がり」のポイントを理解し、そのポイントを押さえた動きとそうでない動きの違いを認識出来るようになる
  • 起居動作の中の「立ち上がり」をAI行動解析を通して理解する
第4回 利用者の動作に対するAI行動解析②
  • 起居動作の中の「座る」動作のポイントを理解し、そのポイントを押さえた動作とそうでない動作の違いを認識出来るようになる
  • 起居動作の一部である「立ち上がり」から移乗への一連の動作の流れをAI行動解析を通して理解する
第5回 支援者の動作の理解:ボディメカニクスの理解
  • 生活支援技術の中で用いられるボディメカニクスを学ぶ
  • ボディメカニクスの8つのポイントを具体的に学ぶ
  • ボディメカニクスの活用と、利用者の能力を活用した自立支援の観点を組み合わせ、適切にボディメカニクスを活用するための考え方について理解を深める
第6回 利用者の状態に応じた適切な福祉用具の選定①
  • 基本的な福祉用具である高さ調節の出来るテーブルと、車いすを用い、食事時の姿勢の保持のための調節について理解する
  • 2画面動画の比較分析を通し、適切な調節が出来ている場面と調節が出来ていない場面の違いを理解する
第7回 利用者の状態に応じた適切な福祉用具の選定②
  • 基本的な福祉用具であるT字杖の高さの調節について理解する
  • 適切な高さの調節がなされたT字杖を使用した歩行と、高すぎるT字杖を使用した歩行、また低すぎるT字杖を使用した歩行の動作の違いについて理解する
標準学習時間

約6時間(全7回)

AIによる講習要約

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